ばんなん白光園 茨城県神栖市の介護老人保健施設-社会福祉法人白十字会

20周年記念


沿革

  • 明治44年2月 林 止等18名のクリスチャン医師により結核予防を目的に社団法人白十字会を設立
    昭和10年9月 茨城県鹿島郡軽野村に恩賜保養農園(現・白十字総合病院)を開設
    昭和50年4月 白十字保育園開園
    昭和51年4月 特別養護老人ホーム白寿荘開設
    昭和53年2月 白十字看護専門学校設立
    平成2年8月  老人保健施設ばんなん白光園開園

    老人保健法改正により、厚生省による介護老人保健施設の設置が計画され、それを受けて、平成2年8月に茨城で第5番目の老人保健施設として誕生しました。
  • 病院を退院しても自宅で療養できない患者さんの「中間施設」として概ね3?6ヶ月を目安に、医師による医学的管理のもと、必要な看護・介護やリハビリテーションを積極的に行うことを目的として設置されている施設です。
  • 平成12年4月、公的な介護保険である「介護保険法」が施行されました。その中で「老人保健施設」は「介護老人保健施設」と名称変更されましたが、その担うべき役割や目的は、かつての中間施設が目指したものと基本的に変わらず、むしろ在宅介護に基本理念をおく介護保険制度の中では、施設介護サービス提供機関の中心的存在として位置づけられ現在に至ってます。
白十字総合病院および関連施設全景(1990年9月)
   

おかげさまで白光園は本年八月で開設満二十年の節目を迎えることができます。

白光園の歴史

ご利用者様、ご家族様、地域の皆様、そして職員諸君、さらには当園をご支援くださったすべての皆様方に心から感謝を申し上げます。

白光園は、平成二年八月、入所二十一室、七十床の規模で、老人保健施設の創成期に地域でいち早く開設され、以来、急速に進む高齢化の中で、地域の皆様のご要望にお応えし、ご指導、ご鞭撻をいたたきながら、日々の営みと努力を、一所懸命に続けてまいりました。

この間、私たちの社会では平均寿命が着実に伸び、日々の暮らしはいわゆる高齢化社会から超高齢社会へと変化してまいりました。これに伴って、私どもの老人保健施設が提供する介護サービスも、今では入所者ごと、一人一人のご要望に応じた高度なサービスを提供できますよう努力を傾けています。

こうした流れの中で、当園では、職員数は開設時の三十一名から、現在の六十五名まで常に充実の努力を続けてまいりました。しかし、開設直後から入所待ちの方々が多くあっために、既存の建物の中に、急いで十四床の増床が行われたこともあって、 現在の施設、設備の面では、皆様方のそれぞれのご要望には沿えず、ご不便をおかけしております。

これからの白光園

私たち職員一同は、二十周年の節目を期して、こうした当園の実情をしっかりと心にとどめて、技術、情熱、使命感を常に新しく磨き、施設などの古さを補ってあまりある、生き生きとした白光園を作り上げていくことを改めて決意しています。

施設の抜本的改革までにはまだ時間がかかりますが、それまでの間は出来る限りの修繕維持に努めて参ります。
そこで本年は、ご利用になる皆様が療養上の心配事を安心して、心おきなくご相談がいただけますよう相談室を新設していく予定です。

どうか皆様、これからもご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。